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- 地域医療連携画像診断センター
当センターでは地域の皆様、および医療施設の皆様と密接な連携体制が重要と考えております。
当センターの医療機器をご利用いただき、地域医療連携の役割を担うことを使命としています。
CT(Computed Tomography コンピューター断層撮影)
CT検査はレントゲン撮影と同様にX線を使用して身体の断面を撮影する検査です。
当センターのCTはGE社製64列MDCTを使用し、一回転で64断面を同時に収集可能とします。
低線量の胸部撮影では、レントゲン2~3枚程度で胸部CT検査も可能となっております。
息止め時間は胸部撮影で2~3秒程度、胸部から腹部までを7~8秒程度で撮影が可能です。
非常に短い息止めで高精細な画像が得られるのが特長です。
CT検査でわかること
頭部CT | クモ膜下出血 脳出血 脳梗塞 脳腫瘍 脳動脈瘤 |
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胸部CT | 肺がん 肺炎 肺気腫 |
腹部CT | 肝臓がん 胆石 腎結石 腎のう胞 |
脊椎CT | 脊椎圧迫骨折 骨セメント注入術 |
整形領域CT | 骨折全般 外傷による血腫 |
造影剤の使用について
病変部のより詳細な情報を必要とする場合に造影剤を使用します。
腕の静脈から注射し検査を行います。脳動脈瘤や腫瘍の評価に有用です。
MRI(Magnetic Resonance Imaging 磁気共鳴画像診断)
MRIは人体の水や脂肪に多く含まれる水素原子核からでる信号をとらえて画像化します。
レントゲン撮影やCT検査と異なり被ばくはありません。ただし検査時間は比較的長く10分から30分ほどの検査時間が必要です。当センターのMRI装置はGE社製Optima MR360 1.5Tを使用し従来のMRI装置より高速、高画質撮像を可能とし高いパフォーマンスを得ることができるようになりました。
MRI検査でわかること
頭部MRI | 急性期脳梗塞 脳出血 脳腫瘍 脳血管障害 |
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腹部MRI | 肝臓がん 子宮筋腫 卵巣がん 前立腺がん MRCP |
脊椎MRI | 脊椎圧迫骨折 椎間板ヘルニア 脊椎狭窄症 |
整形領域MRI | 膝半月板損傷 靭帯損傷 骨病変全般 |
造影剤の使用について
病変部のより詳細な情報を必要とする場合に造影剤を使用します。
腕の静脈から注射し検査を行います。
腫瘍や血管病などの評価に有用です。
X線機器X ray machine
デジタルX線TVシステム 東芝製Plessart ZERO
X線透視により画像をリアルタイムに観察することができます。
主に椎間板ヘルニアを観察する脊髄造影、整形外科領域の整復に使用します。
移動型デジタル式汎用X線透視診断装置 OEC 9900 Elite GE製
手術中にX線透視を行いリアルタイムに観察することができます。
主に整形外科手術に使用します。
インバータ式回診用X線撮影装置 島津製 MOBILEART eco
移動困難な患者様に対し病室でのX線撮影を行います。
全身骨塩定量装置 GE製PRODIGY‐FUGA
X線を利用し腰椎および大腿骨を測定することで体の骨密度(骨粗鬆症のリスク)を簡易的に測定する装置です。
各種検査機器Examination Equipments
超音波画像診断装置 東芝製NemioXG
超音波を対象物にあてその反響を映像化する装置です。
主に頸動脈、甲状腺、腹部の検査を行います。
頸動脈に付着したプラーク(血液のかす)や異常血流を見つけます。
デジタル脳波計 フクダ電子製 PSGシステム コメット
脳内のあらゆる場所で無数の電流がさまざまな方向に絶えず発生しています。それらの電極を使い記録し病変の有無を判断する装置です。てんかん、けいれん発作、意識障害、頭部外傷に有用です。
防水型ホルタ記録器 FM-960
ホルター心電図検査とは、日常生活の心電図を記録し、観察する検査です。
動悸、息切れ、胸の痛みなどの症状があった時の心電図はどのような状態かなど、1日24時間の心電図変化を捉えることが主な目的です。
電子式診断用スパイロメータ SP-370COPD肺Per
スパイロメーターという測定装置を使って肺活量や換気量・肺年齢を調べます。
ホース状の酸素吸入口に口をあて、息を大きく吸って吐き出します。
呼吸器系の病気がないかをみる検査です。
デジタル心電計 フクダ電子製Vyuo FCP-8221
心臓の筋肉が収縮と拡張を繰り返す際に微弱な活動電流が発生します。その変化を波形として記録する検査です。
不整脈、心房細動、心筋梗塞などがわかります。
ワークステーション FUJIFILM製 VINCENT
SYNAPSE VINCENTは、CTやMRIで得られた元画像をコンピューター処理することにより三次元画像を作成することができます。
このことによって臓器をあらゆる方向から観察することができ、脳動脈瘤・骨折等、病変の早期発見や治療に貢献します。
一般X線撮影 間接変換FPD装置 CALNEO FUJIFILM製
CALNEOシステム導入による効果
- 検査効率の向上、患者様の待ち時間の短縮
- カセッテ交換が不要なため、患者様へのご負担の低減
- 高画質化&X線量の低減
臨床適応例